
緑の習慣の開発エピソードなどについて語る武田薬品工業の高濱仁彦氏(左)ら【拡大】
≪TEAM≫
■キーワードは健康寿命の延伸
武田薬品工業が販売する「緑の習慣」の開発チームは、初めての健康食品づくりに戸惑いながらも、パートナーのユーグレナの熱意にほだされ、それぞれの役目を果たした。
田多井康至・学術コミュニケーショングループマネジャーは、学術の担当だ。文献や医学専門書を基に、どのような効果があるかを客観的に評価してプロモーションに反映させる。
医薬品の素材は、機能性についてのエビデンス(科学的根拠)が整っている。しかし、ミドリムシに関する文献はまだまだ少なく、田多井さんはどのような資料を集めたらよいかを含め、模索しながら進めた。しかも、健康食品として販売するため、法律の規制で機能性があっても明確に表示できない。田多井さんは「初めて食品を扱ったため、戸惑いを抱いた。医薬品の世界と食品の世界は大きく異なった」と振り返る。
入社10年目の坂江格さんは、2年前に通販グループに異動し、商品開発に初めて取り組んだ。今回の共同プロジェクトでは「自社の製品にかけるユーグレナのみなさんの熱い思いを知った。この素材を一緒に盛り上げたいと思えた」と興奮気味に話した。