
緑の習慣の開発エピソードなどについて語る武田薬品工業の高濱仁彦氏(左)ら【拡大】
マーケティング部の高濱仁彦・通販グループマネジャーも「当時はミドリムシのことを知っている人が本当に少なく、まずは知名度を高めなければならなかった」と語る。そして、「心底、ミドリムシにほれていて、生き生きしていた」(高濱さん)ユーグレナの社長や社員に影響され、仕事にのめり込んでいった。
製薬会社として、健康食品事業においても「こだわり」を持つ武田薬品。健康食品領域に参入するにあたってのキーワードは健康寿命の延伸だ。
日本人の平均寿命は世界最高水準だが、平均寿命と健康寿命には大きなギャップがある。このギャップをいかに縮めていくかが大きな課題となっている。武田薬品は、自分の健康は自分で守るため、「セルフメディケーション・セルフケアの浸透」を課題を解決する方法として考えている。
「医食同源」「健康維持には毎日の食事が大切」と考える武田薬品にとって、現代人の偏りがちな栄養バランスを改善すると期待されているミドリムシは理想的な素材だったといえる。
高濱さんは「今後も、武田薬品として科学的根拠をしっかり確認できる製品をつくっていきたい。健康寿命に貢献できるような製品にしたい」と前を向いた。
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