東電、原発事故後で初の社債 700億円調達へ、PG社が発行

2017.2.15 12:15

 東京電力ホールディングス(HD)が3月に社債を発行することが15日、わかった。同日、発行に向けて有価証券届出書を関東財務局に提出し、今後、投資家の需要状況を勘案して利率を決定する。同社の社債発行は2010年9月以来、約6年半ぶりで、11年の福島第1原発事故後では初めてとなる。

 社債を発行するのは東電HD子会社で送配電事業を手掛ける「東京電力パワーグリッド(PG)」。内訳は3年債が300億円、5年債が400億円で計700億円となる。発行日は最短で3月9日になる見込みという。

 東電HDは福島第1原発事故の廃炉や賠償など多額の費用を払う必要があり、財務体質の強化が課題となっていた。社債を発行することで資金調達コストの低減につながる。

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