辰巳の森海浜公園は、少年向けサッカー場として利用されている少年広場を除けば、日曜日でも人影はまばらで、のんびり過ごすには打って付け。ここを閉鎖して水泳関連の2つの競技場を建設する計画だ。
すぐ近くに1993年にオープンしたスイマーの聖地「東京辰巳国際水泳場」もあり、計画が見直される可能性も指摘されているが、新たなオリンピックプールが誕生すれば、辰巳地区が日本水泳の最重要拠点となるのは間違いない。問題はにぎわいを生むための集客機能が乏しいところだ。
鍵を握るのは辰巳一丁目アパートの建て替え計画だ。今年夏から4期14年間に及ぶ工事がスタート。現在は約13ヘクタールの敷地に昔ながらの5階建てアパート60棟が立ち並んでいるが、大半を14階建てに高層化することで、約10ヘクタールの敷地でほぼ同じ総戸数を確保する。余る辰巳駅前の敷地約3ヘクタールは民間へ売却される可能性もあり、大規模な商業施設などが整備されれば活気が出てきそうだ。