東京五輪へ「湾岸ロープウエー」構想 競技場集中の江東区、都心とつなぐ (5/5ページ)

2014.7.16 07:01

 ■“遺産”有効活用へ市民の声集約

 住友不動産が、有明テニスの森の隣に、大型商業施設やマンションなどの複合施設「ARIAKE Garden City」の開発で用地を取得済み。だが、この約11ヘクタールの広大な土地も「具体的な計画が固まっていない」(広報担当)と手付かずのままとなっている。ロンドンのように、都市型ロープウエー建設に民間企業が名乗りを上げるようなオリンピック・レガシーを生かした魅力的なまちづくりを進めることができるのか、まだ未知数だ。

 江東区は、五輪開催まであと6年となる24日に、市民から東京五輪とパラリンピックに関する意見・アイデアを聞く初めてのイベントを開催する。東京都が年内の長期ビジョン策定に向けて9月に予定している中間とりまとめの前に、意見やアイデアを多く発信して計画に盛り込んでもらうのが狙いだ。

 コスト削減の観点から見直しが進む五輪施設計画だが、後のまちづくりにもマイナスの影響を及ぼしてしては意味がなく、難しい調整を迫られそうだ。

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