“LEDの確執”和解の光いまだ見えず 中村教授の和解提案、冷淡に応じる日亜 (2/4ページ)

2014.11.28 05:58

青色発光ダイオード(LED)訴訟の和解を受け、会見する中村修二氏=平成17年1月、東京都千代田区

青色発光ダイオード(LED)訴訟の和解を受け、会見する中村修二氏=平成17年1月、東京都千代田区【拡大】

 1979年に日亜に入社した中村氏は、実用に堪える技術の実現が「20世紀中は困難」と言われていた青色LEDの開発を直訴。93年に製品化に世界で初めて成功したが、それを支えたのが日亜の創業者、故小川信雄氏だ。

 信雄氏の長男、雅照氏は「父は開明的で、1番が好きな人だったから世界初の製品化を応援していたし、それに成功した『中村くんはすごい』と褒めてまわっていた」と振り返る。

 だが、信雄氏が89年に会社を去り、長女の婿養子の英治氏が社長に就くと状況が一変。英治氏の下では、「実力があって目立つ存在の中村氏は冷遇されていたようだ」(雅照氏)

 結果、中村氏は99年に退社して渡米。日亜は2000年に中村氏を特許権侵害として提訴する一方で、中村氏も青色LEDの製品化に対する成果報酬200億円を求める訴訟を起こし、「言い争うばかりの最悪の関係」(中村氏)に陥った。

だが、その後も“因縁”は続いていた

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