青色発光ダイオード(LED)訴訟の和解を受け、会見する中村修二氏=平成17年1月、東京都千代田区【拡大】
20年に3兆円超に膨らむと予想される巨大なLED関連市場で、日亜と中村氏の熾烈(しれつ)な競争がこれからも続きそうだ。
両者の溝は深いが、中村氏は今月17日に大阪府吹田市で開いた記者会見でも、「相手次第だが、できることならば将来関係を改善したい」と日亜に再び呼びかけ、復縁への意欲をみせている。
くしくも中村氏の文化勲章受章が決まった10月24日は、小川信雄氏の十三回忌の翌日。雅照氏が「亡き父の十三回忌直後の文化勲章受章をうれしく思います」と祝福のメールを中村氏に送信すると、「(信雄氏の)十三回忌だったんですね。これも何かの縁とうれしく思います」と返信があったという。
両者が確執を乗り越え、かつての深い「縁」を取り戻す日は来るのか。明るい未来は依然見えない。