“LEDの確執”和解の光いまだ見えず 中村教授の和解提案、冷淡に応じる日亜 (3/4ページ)

2014.11.28 05:58

青色発光ダイオード(LED)訴訟の和解を受け、会見する中村修二氏=平成17年1月、東京都千代田区

青色発光ダイオード(LED)訴訟の和解を受け、会見する中村修二氏=平成17年1月、東京都千代田区【拡大】

 訴訟は05年、日亜が中村氏に8億4000万円を支払う和解が成立した。だが、その後も“因縁”は続いていた。

 日亜は現在、LED照明の主流である白色LEDの基幹部品で世界市場の約2割のシェアを握る。

 製品化した青色LEDの光を黄色の蛍光体に通すことで白く光らせる方式を確立し、照明や液晶テレビのバックライトなど広く普及している。

 これに対し、中村氏は、01年にUCSBと包括提携した三菱化学と組み、日亜と違う方式の白色LEDを研究。青色LEDの主要材料である窒化ガリウムの結晶育成法を考案した経験を生かし、新たな白色LEDの実現を目指した。

 白色でも因縁

 05年に最高技術責任者(CTO)に就任した小林喜光氏(現三菱ケミカルホールディングス社長)も中村氏を何度も訪問。赤、青、緑3色の蛍光体を組み合わせることで自然な色合いの光を発し、高効率の白色LED部材の開発に成功し、車のヘッドライトなどで採用が進んでいる。

20年に3兆円超に膨らむと予想される巨大なLED関連市場で…

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