
リメークされた「太秦萌」のデザイン(京都市交通局提供)【拡大】
ポケット時刻表や乗り換え案内のチラシの作製…。中でも「地下鉄階段でのカロリー表示」という企画はユニークだった。
階段が多い地下鉄は自動車などと比べて客から敬遠されやすい-として、「階段を使うことで『健康』になれる」というプラスのイメージに転換しようと、階段ごとに消費カロリーを表示したのだ。「痩(や)せたい人、階段へGO!」「今日も階段を上ってくれてありがとう」とのメッセージも付け加えた。
確かに熱心な活動ではあった。が、こうした取り組みで本当に乗客が増えるのか。チャレンジ班のメンバーたちにとっては手探りの活動だった。
リメークが転機に
交通局の応援キャラクターを作ったのもチャレンジ班のアイデアだ。
「太秦萌」というオリジナルキャラクターで市営地下鉄をアピールする試み。プロのデザイナーにキャラクターデザインを頼む予算はなく、イラストを作製したのは絵が得意な職員の家族だった。キャラクターを描いたポスターをほぼ手作りで完成させた。