【新国立・安藤忠雄氏会見】(2)「ゼネコン、儲からなくても『日本の国のために頑張る』と言ってほしい」 (3/4ページ)

2015.7.16 14:05

記者会見する建築家の安藤忠雄氏=16日午前、東京都千代田区(大西正純撮影)

記者会見する建築家の安藤忠雄氏=16日午前、東京都千代田区(大西正純撮影)【拡大】

  • 記者会見する建築家の安藤忠雄氏=16日午前、東京都千代田区(大西正純撮影)
  • 会見する建築家の安藤忠雄氏=16日午前、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

 《一気に質問を受け付けた後、15分以上話し続けた安藤氏は「今までのことはだいたい話したと思いますが、ありましたらどうぞ」と報道陣に質問を促す》

 --他の審査委員の取材をすると、コストの議論をほとんどしていなかったと認識している人がほとんどだった。コストの議論は十分だったと思うか

 安藤氏「実際にはアイデアのコンペなんですね。こんな形でいいなあというコンペなもんですから、徹底的なコストの議論にはなっていないと思いますよ。なぜならばそれほど図面がきっちりあるわけじゃないですから。そういうふうに私は思っています」

 --デザインを選んだ際、どのような価値、レガシーを残してほしいと思って選んだのか

 安藤氏「レガシーというより、とにかく日本がこの時期にこれを造ったんだというくらいの気持ちで選ぶのがいいんじゃないかと、私1人の意見じゃないがそう思った。もう1つは、かなり形態的に個性がありますが、今はコンピューターの時代なので、この時代しかできない建築があると思うんです。1964年の五輪の時代とは違って、コンピューターで徹底的に解析することによってできあがる美しい建築があるだろうと私は思っていた」

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