パナソニックが東京五輪に向けて提案する「グリーンエアコン」。ミスト(霧)の打ち水効果などで周辺を冷やす【拡大】
ほかにも樹木に似た形の「グリーンエアコン」を紹介。葉が光を効果的に遮り、風だけを通す一方、幹の部分などからミストを放出し、周辺を冷やす仕組みだ。
いずれも商品化は未定だが、井戸役員は「(自力での商品化が難しくても)いち早く公開することで他企業と協業するきっかけになる」と話し、五輪関連で1500億円規模の新事業創出に意欲をみせる。
日本の中小都市では、平均気温がこの100年で約1.1度上昇。これに対し、東京は約3度と、はるかに上回る上昇幅となっている。
大都市の気温上昇が突出しているのは、道路のアスファルトや建物のコンクリートが熱をため込むヒートアイランド現象のためとみられている。有効なヒートアイランド対策を打ち出すことは、五輪成功の近道にほかならない。
ヒートアイランド抑制にはさまざまな対策手法があるが、その中の一つに舗装がある。国土交通省は、7月下旬から9月ごろにかけて、東京・青山通り(国道246号)の一部区間で路面温度上昇を抑える環境舗装の実証実験を行う。