パナソニックが東京五輪に向けて提案する「グリーンエアコン」。ミスト(霧)の打ち水効果などで周辺を冷やす【拡大】
具体的には、アスファルトの間に保水剤を詰め、水が蒸発する際の気化熱で路面の熱を吸収する「保水性」や、路面に吹き付けた遮熱材が赤外線を反射させる「遮熱性」、夏の水害で生じやすい水たまりを減らす「排水性」の3種類の舗装を試し、一般的な舗装と比較しつつ効果を検証する。
さらに、試験ランナーを走らせ健康や走りやすさへの影響を調べ、ヒートアイランド抑制と円滑な競技の両立を目指す。
悪名高い日本の夏
国際オリンピック委員会(IOC)の意向で、東京五輪が7月24日~8月9日、パラリンピックが8月25日~9月6日と1年の中でも最も気温が高く、過ごしにくい時期に開かれる。暑さ対策を怠れば、選手だけでなく、観客の健康にも悪影響を及ぼしかねない。
すでに日本をよく知る外国人の間では、日本の夏が「悪名高き存在」として認識され始めている。ダイキン工業が東京在住の外国人100人に実施したアンケートによると、回答者全員が東京の夏について「暑い」と回答。「真夏に東京で屋外スポーツを観戦する自信はあるか」との問いに対しては、54%が「いいえ」と答えた。