田原 今回の原発再稼働を機に、政府はエネルギー政策に関して正確な情報をこれまで以上に出していかなければいけない。例えば、エネルギーミックスで30年度の原発比率を20~22%にするといっていますが、原発は稼働してから原則40年で廃炉にすることになっている。すると現在の原発をすべて再稼働させたとしても電源構成に占める原発の割合は15%程度にしかならないはずです。どうすれば20~22%になるのか不思議ですよね。40年で廃炉する方針を変更するのか、新しい原発をつくるのか。実はこれが曖昧なままになっています。先日、経産省で聞いてみたのですが明確な返事をもらえませんでした。米国では原発の稼働期間は60年でも問題なしとしています。日本も同じようなことを考えているのか知りませんが、そうであるならちゃんと説明すべきです。そういう話をキチンと説明しないから国民は原発に対して不安と不満を抱いてしまうわけです。