春香 原発に賛成でも反対でも、使用済み核燃料をどうするのかということは、現実問題としてあり、そこに向き合うことが必要ということですね。田原さんは放射性廃棄物の問題については、どのように考えていますか。
田原 2007年に高知県東洋町が全国で初めて最終処分場の候補地調査の受け入れを表明しましたが、住民の強い反対で撤回してしまいました。それ以来、処分場を引き受けようとする自治体は出ていません。僕はそこにも国会議員たちの無責任さを感じています。熱心さがないというよりも、反対を説得してまでやるのが嫌なだけ。地元の人たちとしっかり話し合いをしていく気骨のある議員がいません。
春香 国民意識についてはどうでしょうか。ある世論調査では6割の人が再稼働に反対していますが、この状況をどう見ればいいのでしょうか。福島の事故がまだ収束していないし、分からないことも多い。そうした感情が反対につながっているような気もします。