豪雨の備え、ネットで最新情報入手 知識高めて臨機応変に行動を (2/4ページ)

2014.8.31 17:12

天気予報アプリ「雨マップ」の画面。色のグラデーションで降水量が視覚的に分かる

天気予報アプリ「雨マップ」の画面。色のグラデーションで降水量が視覚的に分かる【拡大】

  • 先月末、関東地方を襲った大雨。局地的に猛烈な勢いで雨が降った=7月27日、東京都世田谷区(小野淳一撮影)

 20日に広島市で大きな被害をもたらした豪雨でも、強い雨が降り出した午前0時半の20分前から画面上で予測を掲示。同庁の担当者は「正確に予測できるのは30分までだが、その時間を有効に使って警戒を強めたり備えたりしてほしい」。

 事前に準備

 スマホ用の天気予報アプリも開発されている。

 気象情報会社「ハレックス」(東京都品川区)と協力して、スマホのアプリ開発を手掛ける「ボクシーズ」(千代田区)が昨年2月に発表した天気予報アプリ「雨マップ」。無料でダウンロードでき、スマホのGPS(衛星利用測位システム)機能を利用し、現在地の降雨の様子を即座に確認できる。

 「高解像度降水ナウキャスト」ほど詳細な情報ではないが、6時間後までの予測を見られるのが特徴。全国各地の雨の情報や予報も確認でき、降水量は色のグラデーションで表示され、分かりやすい。鳥居暁・ボクシーズ代表は「テレビやラジオの天気予報は個人で利用するには大まか過ぎる。スマホなど個人の端末を利用し、必要な精度の高い情報を提供したい。防災意識を高める一助になれば」と話す。

「普段からの情報収集が重要」

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