元杏林大教授で、日本にこの療法を導入した「スピックサロンメディカルクリニック」(神奈川県鎌倉市)の柳沢厚生理事長によると、米国では、広く行われている。副作用は、遺伝的に低血糖になりやすい人でまれに起きるという。
日本での認知度は低いが、全国で200以上のクリニックで受けられる。柳沢理事長が主宰する医師・歯科医師の研究会でアンケートを実施したところ、約6割の患者に有効だったと回答があった。
柳沢理事長は「誰にでもすぐに効果が出るわけではないが、副作用が少ないので試す価値はある。患者の生活の質が少しでも改善できれば」と話している。