パーキンソン病の手足の震えを改善 広がる「グルタチオン点滴療法」 (3/4ページ)

2015.1.11 17:14

点滴を受ける患者=神奈川県鎌倉市の「スピックサロンメディカルクリニック」

点滴を受ける患者=神奈川県鎌倉市の「スピックサロンメディカルクリニック」【拡大】

  • 柳沢厚生理事長

 元杏林大教授で、日本にこの療法を導入した「スピックサロンメディカルクリニック」(神奈川県鎌倉市)の柳沢厚生理事長によると、米国では、広く行われている。副作用は、遺伝的に低血糖になりやすい人でまれに起きるという。

 日本での認知度は低いが、全国で200以上のクリニックで受けられる。柳沢理事長が主宰する医師・歯科医師の研究会でアンケートを実施したところ、約6割の患者に有効だったと回答があった。

 柳沢理事長は「誰にでもすぐに効果が出るわけではないが、副作用が少ないので試す価値はある。患者の生活の質が少しでも改善できれば」と話している。

高齢化で増える患者数

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