高額療養費、年収200万~300万層の負担軽減も課題山積み (3/5ページ)

2015.1.24 17:09

高額医療費の負担限度額

高額医療費の負担限度額【拡大】

  • 抗がん剤など高額な薬が増え、希望の一方で費用負担に不安もつのる(写真はイメージです)

 ■月またぎの費用合算できず 年間上限は見送り

 収入階層の細分化は、高額療養費制度の5年がかりの課題だった。費用がないために治療を受けられないのでは、皆保険とは言えない。関係者も改正に前向きだったが、財源がなかった。

 「収入の4分の1の負担」を徹底し、高所得層の負担を上げても必要額には足りない。患者から100円を徴収して充てる案や、年間上限をかける案が出ては消えた。結局、消費税の8%への引き上げが実現し、年に約250億円を充てるめどがついて実現した。

 がん経験者の就労を支援する「キャンサー・ソリューションズ(キャンソル)」の桜井なおみさんは「長くかかったけれど、本当に良かった。低所得の若い人が増えており、電話相談でも費用に関する相談はめちゃくちゃに多い。でも、その割には制度の使いこなし方が知られていない。がん治療の場合、抗がん剤が高額なので生活保護を受けて治療するか、治療を辞めるかの二者択一になってしまう」と訴える。

「一連の治療でも月をまたぐと対象にならないなんて…」

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