■動画の撮影・投稿経験 女子高生68.9%
情報セキュリティーメーカーのデジタルアーツ(東京都千代田区)が6月、携帯電話やスマートフォンを所持する全国の小中高校生男女618人を対象に利用状況について調査したところ、動画アプリでの撮影・投稿経験がある女子高生は68.9%に上り、男子高生の46.5%を22.4ポイント上回っていたことが分かった。一方で、インターネット上の書き込み・投稿での違法行為に罰則があることを認識していない女子高生は35.9%だったのに対し、男子高生は21.4%と、女子高生の方が罰則の認識が不足している傾向がうかがえた。
著作権などに詳しい、中崎尚弁護士は「動画や写真を無断で撮影・投稿したり、著作権・肖像権を意識せずに公開したりしてしまう行為が未成年者の間で問題になっている。違法行為をさせないよう、意識を高める必要がある」としている。