高齢化社会のセックス事情 「死ぬまで男と女」「生きている」生命を実感 (8/10ページ)

2015.10.31 17:20

 そして挿入できない時期がきても「愛することは触れ合うこと」というのを忘れないことが大事だという。

 「ラブホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、セックスのときだけでなく、触れ合いを通じて分泌量が高まります。その結果、快楽が得られるだけではなく、ストレスからも解放されます。異性を愛して肌を触れ合うことは、高齢者の生き残ろうとする力を高めるのです」

 “人間と性”教育研究所副所長の岩淵成子氏も「熟年は性欲解消のセックスから互いの存在を確認するセックスに変えるときです」と語る。

 「熟年のセックスを楽しむには、挿入にこだわる必要はありません。妊娠の不安はありませんから勃起時間の長短など関係なく、自分と相手が心と身体を一体化でき、性の喜びを表現し合うセックスを心がけるべきです。それには女性の身体を把握し、互いに思いやるセクシュアルなコミュニケーションが重要でしょう」

 ところでシルバーエージの性の実態はどうなのか。北村氏がジェクスの依頼で行った「ジャパン・セックス・サーベイ」の1年間の性行動を調査した2012年版で見てみよう。過去1年間にマスターベーションをした経験がある人は、50代では84.5%、60代でも65.6%があると回答。女性は50代で53.2%、60代で32.1%だ。

性交経験についてはどうか。40代以上の男女ともに90%を超えているが…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。