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地道な発掘と強化重視が結実 大屋博行 (4/5ページ)

2013.11.27 17:00

【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)

【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)【拡大】

  • 大リーグを頂点とした米球団のピラミッド。※(注)2013年11月27日現在、3Aからルーキー・リーグまで8つの下部組織があり、約200人の選手が在籍している。

 そして、選手を獲得した後は、お互いにリスペクトしあっている発掘部門から育成部門へと選手を託すことになる。傘下に、3Aからルーキー・リーグまで8つの下部組織があり、約200人の選手が在籍している。選手層数が150~180人という球団も珍しくなく、いわば1、2チーム多く保有しているといっていい。

 マイナーの施設はすべて整備された芝生のグラウンドで、けがをした選手のリハビリ施設などの環境面も30球団でトップクラスといっていいだろう。

 特徴的なのは、人間教育に力をいれていることだ。球場入りする際の服装は襟付きでなくてはならず、サンダルや短パンは厳禁。ユニホームも裾を隠したロングパンツは着用できない。野球の力量だけでなく、子供たちから尊敬される社会人であることが求められている。

 近年は、育成のためのスカウト網をさらに拡大している。野球がそれほど盛んでないスペインにも野球アカデミーを開校。欧州で比較的野球が盛んなイタリアだけでなく、スペインのほか、ロシア、ルーマニアといった地域からも身体能力に優れた選手を発掘しようという試みだ。欧州全体を統括する支部組織でもあり、メジャーでも珍しい取り組みだろう。

ブレーブスのスカウトになった理由 育成を「強化の柱」としていることが要因

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