上っ面だけで男性をまねたのでは、黒い眼帯をした汐璃が左目の表情だけで語る場面など、とても乗り切れないとも思った。
初心と感謝忘れず
7歳のとき、「写真のモデルになってほしい」と街でプロのカメラマンに声をかけられ、キレのあるシャッター音を聞きながらその場で撮影してもらったときの気分が爽快で、それ以来、「何が何でもモデルになりたい」との思いを強めていった。
「私は『何かをやりたい』と思ったら、できるようになるまであきらめないタイプですね。焦らずに、地道に、コツコツと、粘り強くやっていこうと、いつも心がけています」。モデルになるための努力は、例えば、身長を高くしようと、毎日たくさんの牛乳を飲んだことだった。
「家族には背が高い人がいないので、朝から欠かさず飲みましたよ。あと、『こうすれば背が伸びる』と言われていることは、ほとんど試しました」