サイトマップ RSS

愛しのラテンアメリカ(2) キューバ 窮屈な国でゆったりと過ごす (3/4ページ)

2014.1.19 11:15

町に繰り出せばいつもどこからかラテンのリズムが聞こえてくるサンティアゴ=デ=キューバ。楽しむことにかけては卓越しているキューバ人は、女性であれば必ず踊りに誘ってくれるので、1人参加でも大丈夫=キューバ(緑川真実さん撮影)

町に繰り出せばいつもどこからかラテンのリズムが聞こえてくるサンティアゴ=デ=キューバ。楽しむことにかけては卓越しているキューバ人は、女性であれば必ず踊りに誘ってくれるので、1人参加でも大丈夫=キューバ(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • 首都ハバナの観光エリアにある食堂は、地元の人向けのメニューが並ぶ=キューバ(緑川真実さん撮影)
  • サンティアゴ=デ=キューバのおしゃれなバー。歴代ミュージシャンの肖像画や写真が店の壁にぎっしりと飾ってある=キューバ(緑川真実さん撮影)
  • トリニダの広場近くでギターの練習に励む男性。そこに縄跳びで遊ぶ子どもたちが加わり賑やかになった=キューバ(緑川真実さん撮影)
  • トリニダの宿の目の前でいつも遊んでいた子どもたち。右端の男の子が先頭に立ってカメラに近づくと、他の子たちわれもわれもと寄ってきた=キューバ(緑川真実さん撮影)
  • キューバ・首都ハバナ、カマグエイ、トリニダ、サンティアゴ・デ・キューバ

 しかし、私にとって「のんびりするしかない」などという言葉はうらやましいかぎりだ。でも実際、目の前にエンドレスに続く時間だけが用意されたら、何を考えるのだろうか。そこにあるのは、あきらめにも似たものなのだろうか。

 自由よりも安心を選択する人もいる。観光客向けにサルサのレッスンの講師をしている20代のダンサー青年は、数年前にダンスフェスティバルでメキシコに行ったとき、チームの数人はそのまま亡命したと話した。「あなたは?」と尋ねると「ぜいたくはできないけど、最低限の暮らしは保証されているキューバを選んだ」と明かした。

 サンティアゴ・デ・キューバは不夜城で、夜な夜な誰かが踊っている。ソン(キューバ発祥のラテン音楽)のリズムと甲高い声、それを支えるような太い声が響き渡る、蛍光灯2本で照らされた薄暗い空間。そこに人さえ集まれば、熱気は徐々に増し、ワクワクするようなパーティーが始まる。参加者は若者だけではない。ハリケーンで街灯が停電し、真っ暗な道を懐中電灯と杖を両手に訪れた初老男性は、小刻みにステップを踏み、かたっぱしから女性をダンスに誘う。若い女の子たちはセクシーなワンピースに身を包み、おめかししている。豪快な笑い声が、四方から聞こえてくる。

フリーカメラマン 緑川真実略歴

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ