サイトマップ RSS

極北の精神を綴った吉田一穂の詩魂 北海道でなきゃ、こんな詩人は生まれない 松岡正剛 (4/5ページ)

2014.1.20 18:55

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 【KEY BOOK】「吉田一穂詩集」(加藤郁乎編/岩波文庫、798円、在庫なし)

 入手しやすい一穂詩集は思潮社の現代詩文庫か、岩波文庫版だ。こんなふうにポケットに入る一穂がいるだなんて、羨ましい。そういえば、17歳の一穂が北海道をあとに東京に向かったとき、鞄に入っていたのは北原白秋の『桐の花』一冊だった。その思いは白秋のいた早稲田に直結し、白秋・三木露風・佐藤一英・横光利一・中山義秀らと交流するとともに、ケルト文学やダンセーニやエズラ・パウンドの熱中に向かった。これでもわかるように、一穂はつねに北方志向なのである。それをぼくは「詩魂のポーラリゼーション」と名付けてきた。人間の記憶の果てに眠る原形の思索に耽ること、それを凝縮した詩に集約すること、それが一穂の修行というものだった。

「詩人吉田一穂の世界」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ