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【冷凍食品に農薬】フード・テロ 犯行手口の解明不可欠 (2/4ページ)

2014.1.26 08:30

アクリフーズ群馬工場の内部。商品の包装がほぼ完了し、外袋に穴や傷などがないかを従業員が確認している=2012年12月5日(冷食タイムス提供)

アクリフーズ群馬工場の内部。商品の包装がほぼ完了し、外袋に穴や傷などがないかを従業員が確認している=2012年12月5日(冷食タイムス提供)【拡大】

 「包装室」で混入か

 事件は昨年(2013年)12月29日に表面化。当初から「内部犯行」の可能性がささやかれてはいたが、県警はどうやって阿部容疑者にたどりついたのか。

 県警はまず製造から包装までのどの段階でマラチオンが混入されたのかを重点的に捜査。マラチオンはピザやフライなど1、2階の複数の製造ラインで検出されていたが、すべて包装は1階の「包装室」。

 コロッケの一つは、外側の衣部分から2万6000ppmの高濃度で検出されたのに対し、内側は4000ppmだったため、食品を加熱処理する加工過程ではなく、包装直前に混入された疑いが強まった。包装室では約80人が作業に従事していた。

 次に「犯行時間帯」の特定だ。マラチオンは昨年(2013年)10月4日~11月5日のうち少なくとも計9日間で製造された7商品9個から検出された。これらは別々に製造されていたが、2時間単位の製造時間帯が特定できた。このすべての製造過程に立ち会っていた従業員や元従業員をリストアップし、数十人に絞り込んだ。

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