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発想と技と演出 懐石を堪能 梁山泊 (3/4ページ)

2014.1.27 15:40

アイデアを凝らした12品の創作料理が並ぶ「八寸」。華やかさが意表を突く

アイデアを凝らした12品の創作料理が並ぶ「八寸」。華やかさが意表を突く【拡大】

  • 炭火で炙る「焼きアワビ」。濃厚なタレも絶品だ
  • 名物料理「ぐじの炭火焼き」はシンプルな塩味だ
  • 穴子、鯛、銀杏などが入ったカブラ蒸し。ホカホカで提供される
  • 薄衣をつけて揚げた天ぷらは上品な味わい
  • 懐石料理の“演出家”、主人の橋本憲一さん=2014年1月20日、京都市左京区(恵守乾撮影)
  • 橋本憲一さんの妻で女将の礼子さん=2014年1月20日、京都市左京区(恵守乾撮影)
  • 手塚治虫氏が描いた橋本憲一さんの似顔絵=2014年1月20日、京都市左京区(恵守乾撮影)
  • 外国人客にも好評な落ち着いた和室=2014年1月20日、京都市左京区(恵守乾撮影)
  • ひっそりと佇む「梁山泊」の玄関。食通たちを誘う=2014年1月20日、京都市左京区(恵守乾撮影)

 ミスマッチ楽しんで

 「焼きアワビ」は5ミリ程度にスライスしたアワビを、一枚ずつ備長炭の炭火で炙りながらいただく。アワビのキモを裏ごしし自家製しょうゆと混ぜ合わせた濃厚なタレにつけて口に含むと、コリコリとした食感が引き立ち刺し身とは異なる味覚が楽しめる。左党には酒のアテにもってこいだ。

 揚げ物の皿には車エビやキス、タラの芽、フキノトウなどの天ぷらが盛りつけられる。食材それぞれの持ち味を生かすように衣は薄く揚げられており、山椒塩が上品な味わいを醸し出す。

 大学で食品工学を学んだという橋本さんは、食品の化学的な変化などを読んで料理を創作する。サントリーウイスキーのチーフブレンダー、輿水精一氏と知り合った縁から、ウイスキーを組み合わせた懐石料理を商品化。例えば、すりおろしたカブラを大さじ1杯、ホットウイスキーに入れると、まるで日本酒の濁り酒だ。「そのミスマッチを楽しんでもらいたい」(橋本さん)というのが狙い。

手塚氏が似顔絵を

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