Q 何の役に立つ?
A 現在はiPS細胞やES細胞を使って、体の一部を再生させ、病気やけがを治す研究が盛んに進められています。病気の仕組みの解明や治療薬の開発にも使われています。STAP細胞も、同じように使えるかもしれません。さらに老化やがん、細胞の若返りの研究にも使える可能性があります。ただ人の細胞ではまだSTAP細胞はできていません。直ちに再生医療につながるとまでは言えないでしょう。
Q 課題は?
A そもそも、なぜSTAP細胞ができるのか仕組みは全く分かっていません。実験では簡単に作れますが、酸っぱいジュースを飲んだからといって体内で自然にできることはなさそうです。