サイトマップ RSS

ソニーがテレビ分社、5000人削減 今期1100億円の赤字予想 (1/4ページ)

2014.2.7 10:45

パソコン事業の売却やテレビ事業の分社化などについて会見で説明するソニーの平井一夫社長=2014年2月6日、東京都港区港南のソニー本社(大山実撮影)

パソコン事業の売却やテレビ事業の分社化などについて会見で説明するソニーの平井一夫社長=2014年2月6日、東京都港区港南のソニー本社(大山実撮影)【拡大】

  • ソニーの業績推移(2009年~2014年)=2014年2月6日現在、※連結ベース、各年3月期。2014年は予想
  • ソニー発表の業績と事業見直し策ポイント=2014年2月6日現在

 ソニーは2月6日、2014年3月期の連結業績見通しについて、最終損益を従来予想の300億円の黒字から1100億円の赤字に下方修正した。赤字は2年ぶり。14年7月をめどに不振のテレビ事業を分社化するほか、「VAIO(バイオ)」ブランドで展開しているパソコン事業を投資ファンドの日本産業パートナーズに売却することを発表。14年度末までに国内1500人を含む約5000人の人員削減を実施する。

 赤字予想は、人員削減に伴う追加の構造改革費用や保有資産の評価損の計上が主な要因。テレビ事業は10年連続の赤字が見込まれており、分社化で市場環境に迅速に対応できる経営を目指す。同時にコスト削減や、高精細映像規格「4K」など高付加価値製品の強化を進め、14年度での黒字転換を目指す。

 タブレット端末の普及や新興国メーカーとの価格競争で苦戦が続いていたパソコン事業も、7月をめどに日本産業パートナーズが設立する新会社に開発、製造、販売事業を譲渡。14年春モデルを最後に撤退する。

赤字転落 人員削減に伴う多額の「構造改革」費が主要因との認識

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ