冬場から春先にかけて本州の南側を通る南岸低気圧は、降水とともに北からの寒気を呼び込んで関東地方などに雪を降らせる。今回は南岸低気圧が接近する前の2月4日ごろから北からの寒気が入り込み、雨が雪に変わる上空約1500メートルの氷点下3度のラインが南下していた。その状況下、南岸低気圧が列島に接近したため、関東地方では8日の降り始めから雪となり、降雪量が多くなった。
一方、東北では9日にかけて降雪が続く。9日午後6時までの24時間降雪量は東北太平洋側の平地で北部40センチ、南部30センチを予想。仙台市では昨年(2013年)1月に観測した20センチの積雪を超えて被災以来最大になる可能性もあり、気象庁は警戒を呼びかけている。
≪飛行機欠航 「仕方ない…都内に泊まる」≫
大雪に見舞われた東京は交通網が混乱した。欠航した飛行機の乗客の中には都内で一晩を過ごすことを決めた人も。「明日電車で地道に帰る。仕方ない」「これ以上降ったら…」。雪が降り続く予報に警戒感を強めた。