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【フィギュア】女子SP 鈴木、痛みこらえてミス修正 (2/5ページ)

2014.2.21 06:45

フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で演技する鈴木明子=2014年2月19日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(大里直也撮影)

フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で演技する鈴木明子=2014年2月19日、ロシア・ソチのアイスベルク・スケーティング・パレス(大里直也撮影)【拡大】

  • 2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google
  • ロシア・ソチ市と、クラスノダール地方
  • ソチ五輪(冬季)=2014年2月6日~2月23日、ロシア・ソチ

 ≪鈴木8位、村上15位≫

 大好きで始めたスケートだからこそ、鈴木明子は最後まで笑顔を絶やさずに滑り切った。

 実は、ジャンプの調子はどん底だった。優勝した昨年(2013年)末の全日本選手権あたりから、左足の小指にできた血豆の痛みに苦しめられたのが原因だった。左をかばううちに年明けには右の小指も悪化。痛み止めの薬が欠かせない中で跳び続けたが、感覚のずれは修正できていなかった。

 自らのスケート人生を舞ったSP曲「愛の賛歌」は出だしから狂いが生じた。冒頭の連続3回転ジャンプがいきなり単発に。それでも、「ミスしても切り替えようと。何度も何度もそうやって試合をしてきた」と続く3回転の後ろに2回転をつけて粘った。

 圧巻はスケート人生の幸せをかみしめながら舞った終盤のステップ。ジャンプの失敗を引きずることなく、堂々と笑顔でリズムを刻んだ。「長く滑っていれば、質はよくなる」という言葉に偽りはない。28歳まで磨いてきたスピンとステップは、すべて最高難度のレベル4を獲得した。

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