「年に一度、優れた家具やインテリア見本市ICFFにも壁紙部門があるんです」と岡本さん。それほど欧州では壁紙は身近な存在だ。例えば、そのICFFで壁紙部門エディターズ賞を受賞したトレーシー・ゲンダル氏の壁紙は、靴下によくついている留め具とジグソーパズルを組み合わせた作品や、刺繍の壁紙も。実は壁紙にもトレンドがあり、この春はファブリック、ツイード、バタフライ(蝶)、アニマルモチーフが人気の兆し。
また、元舞台芸術デザイナー出身というクリストフ・コジエル氏の作品は、1つの図柄を表すパターンリピートが長く、より写実的だ。
英、仏、伊など欧州13カ国の壁紙を輸入販売しているが、お店では、お取り寄せを含め1万種類以上の壁紙を取り扱っている。ブランド数は何と120以上で、ファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドもあるかと思えば、フィンランドの妖精ムーミンの姿もあってとにかく多彩。年2回は海外に買い付けに出かけるそうで、最新デザインの壁紙もいち早く販売するなど、新ブランドとの取引も積極化している。