「水をくむ少年」松本魁翔君もいまや中学1年生になった。バスケットボール部に入り日々練習に励む。小学生から続けている空手も継続して多忙な毎日ながら、米研ぎとお風呂掃除などの家事も手伝う=2014年2月17日、宮城県気仙沼市(矢島康弘撮影)【拡大】
≪宮城県気仙沼市 松本魁翔君≫
震災直後、特大の焼酎のペットボトルに入れた水を重そうに運んでいた「水をくむ少年」松本魁翔(かいと)君もいまや中学1年生になった。(2014(平成26)年2月17日)
がれきの中、一生懸命水を運ぶ松本魁翔(かいと)君。この写真は「水をくむ少年」というタイトルで国内外の新聞に掲載され、俳優の高倉健さんの心をも動かした。(2011(平成23)年3月14日)
≪岩手県下閉伊郡山田町 大川海渡君 海成君(いずれも中3)≫
岩手県下閉伊郡山田町で同じ中学の3年生になった双子の兄、大川海渡(かいと)君と弟の海成(かいせい)君。柔道で体を鍛え、県大会の団体戦で準優勝したこともある。
震災直後の3月31日、町立大沢小学校の卒業式後に教室で頬をつねり合い、顔をゆがめていた2人。津波で自宅を失い、今も仮設住宅で暮らしている。
この4月からは別の高校に進学する。海渡君は、宮古水産高校で、父の後を継いで漁師になる勉強に励むという。海成君は宮古高校で将来の目標を探す。