日蓮宗系の尼僧、鈴木日宣(すずき・にっせん)さん=2013年11月28日、千葉県内(瀧誠四郎撮影)【拡大】
≪四苦八苦 努力によって必ず越えられる≫
仏様が「この世の人々はみな苦しみの海の中にいる」と仰せになりましたように、人生には四苦八苦という苦悩が常につきまとっています。生老病死の苦しみと、愛別離苦(愛する者と別れなければならない苦しみ)、怨憎会苦(おんぞうえく、嫌な人と会わなければならない苦しみ)、求不得苦(ぐふとっく、求めても得られない苦しみ)、五蘊盛苦(ごうんじょうく、心身から盛んに起こる苦しみ)です。私達の人生に当てはめてみますと、妻や夫など、自分の愛する人との今生のつらい別れ。社会に出て「嫌だな、気が合わないな」と思っても一緒に仕事をせねばならない。とても欲しい物があってもどうしても手に入らない。また自分自身の体や性格に悩むなど。職場、家庭、学校等においても自分の思うようにいかない事がたくさんあり、人の苦しみは尽きません。