≪米駆逐艦インド洋へ 捜索範囲拡大≫
マレーシア当局によると、不明機の捜索には3月14日現在、少なくとも13カ国・地域の船舶57隻と航空機48機が参加している。各国・地域は人工衛星や最新鋭の軍備を投入するなど協力態勢を強化している。このうち、中国は海軍艦艇4隻を含む計8隻を送るなど、「過去最大の捜索態勢」を組んでいる。
船舶57隻、航空機48機参加
ベトナムは、自国領海内での捜索活動を米国のほか、南シナ海問題で主権争いを演じる中国にも容認するなど、「人命最優先」を掲げた。純然たる人道的措置か、存在誇示かはともかく、捜索にはスプラトリー(中国名・南沙)諸島の領有権を争う6カ国・地域の大半が参加している。米国は、偵察衛星など他国を圧倒する情報網や軍事技術を武器に活動を継続。タイ湾などにヘリを搭載した駆逐艦を投入する一方、P8哨戒機をマラッカ海峡に派遣するなど、捜索を通じて「アジア重視」の外交戦略をみせている。