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東日本大震災とSNS(上) 安否確認に威力 「つながる」安心 (3/4ページ)

2014.3.18 18:40

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町で、携帯電話を操作する女性。震災直後は携帯の通話もメールもほとんどつながらなった=2011(平成23)年3月21日(産経新聞、大西史朗撮影)

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町で、携帯電話を操作する女性。震災直後は携帯の通話もメールもほとんどつながらなった=2011(平成23)年3月21日(産経新聞、大西史朗撮影)【拡大】

  • 東日本大震災の直後に、卒業したばかりの高校の同級生の安否を確認するため、ホームページを立ち上げた鈴木美裕さん=2014(平成26)年1月20日(神田外語大学、有志学生記者撮影)
  • 主な被災地・施設=2011年3月11日当時

 激しい揺れの後、大船渡市で働く父親に連絡を試みたものの電話やメールは機能しなかった。母と祖母の3人で父の帰りを待った。外部からの情報は遮断され、孤立した。父が戻ってきたのは、地震発生から3日後だった。

 地震発生からおよそ2週間後、卒業したばかりの高校の同級生の安否確認のために自らホームページを立ち上げた。

 「3年2組のみんなは…」。情報が届かない状況で、祈るような思いだった。鈴木さんが立ち上げたホームページには、「私生きています」や「○○君見ました」といった多くの投稿があり、担任だった先生もそれを見て、安否を確認することができた。

 電話・メール通じず

 岩手、宮城、福島3県出身の神田外語大学の学生17人を対象に、震災時の安否確認の手段を調査したところ、電話がつながったのは、震災直後にかけた2人だけで、残りの15人はいずれも電話・メールでの連絡は不可能だった。一方で、17人のうち13人がSNSを利用してとしており、その有効性が確認できた。

震災当時 SNS「Facebook」でカナダの家族に連絡

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