タワーマンションを背にした都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅前交差点。2020年の東京五輪選手村の最寄り駅とされ、駅近くの「中央区勝どき3丁目」は前年比10.9%の上昇率を記録し、全国の住宅地の上昇率トップ10に入った=2014年3月14日、東京都中央区(原田史郎撮影)【拡大】
中央区晴海2丁目に建つ49階建ての真新しい高層マンション「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」。西向きの部屋のベランダからは選手村予定地やレインボーブリッジが望める。すぐ隣では、同じく49階建ての「ティアロレジデンス」の建設が進む。ともに三菱地所レジデンスなどが分譲し、クロノレジデンスは今月(3月)8日に全883戸を売り切った。
横浜市保土ケ谷区の男性会社員(45)は昨年(2013年)9月、東京五輪の開催決定をテレビで確認し、ティアロレジデンスの3LDKの部屋の購入を決断。「五輪が決まり、従来弱かった交通インフラの強化や学校、病院、商業施設の整備がおのずと進むはず」と話す。
東京湾岸部の地価は、都営地下鉄勝どき駅に近い中央区勝どき3丁目、中央区佃3丁目がともに前年比10.9%の上昇率を記録、全国の住宅地の上昇率トップ10に入った。他にも中央区月島3丁目が10.8%、江東区豊洲4丁目が8.6%それぞれ上昇。これらの多くは前年の調査で横ばいだった。