ウィリアム・シェークスピア(1564~1616年)作品集の初版本である「ファースト・フォリオ」について取材に応じてくれた住本規子教授(人文学部、中央)=2014(平成26)年3月11日、東京都日野市(明星大学_有志学生記者撮影)【拡大】
【Campus新聞】
「私たちの通っている大学の図書館には、すごい蔵書がある」。東京都日野市と青梅市にキャンパスを持つ明星(めいせい)大学には、約88万冊に上る蔵書がある。英国の劇作家、ウィリアム・シェークスピア(1564~1616年)の戯曲を集めて出版された初めての作品集「ファースト・フォリオ」のコレクションなど世界的に貴重な歴史資料も数多い。大学は今年で創立50周年を迎え、記念事業として資料を所蔵する図書館のリニューアルが行われている。明星大学の学生記者が時空を超えて現代に伝わる蔵書に秘められた謎をリポートする。
□今週のリポーター 明星(めいせい)大学 有志学生記者
2014年に創立50周年を迎えた明星大学では、さまざまな記念事業が行われている。なかでも注目したのが、世界的に貴重な資料を所蔵する「明星大学資料図書館」(日野キャンパス)のリニューアルだ。
明星大学には約88万冊の蔵書があり、なかでも、今年生誕450年を迎えるシェークスピアの作品集の初版本である「ファースト・フォリオ」は、貴重な歴史資料として世界に知られている。