アフガニスタンで4月5日、2001年のタリバン政権崩壊後、3度目となる大統領選が行われた。12年以上にわたってアフガニスタンを率いたカルザイ大統領に代わる新たな指導者が選出される。選挙管理委員会によると、北西部バドギス州で投票所を狙ったロケット弾攻撃があり、1人が死亡した。
駐留する国際治安支援部隊(ISAF)の戦闘任務終了を今年末に控え、国家自立に向けた重要な節目となる選挙。反政府武装勢力タリバンは妨害を宣言しており、治安当局は40万人規模の兵士や警官を動員して厳戒態勢を敷いた。
大統領選は8人による争いで、暫定結果は今月(3月)24日、最終結果は5月14日に発表される。過半数を得票する候補者がいなければ、上位2人による決選投票となる。憲法は3選を認めておらず、現職のカルザイ氏は2期目の今期が最後となる。
選管や内務省によると、北部クンドゥズ州の投票所でもロケット弾攻撃で4人が負傷したほか、中部ロガール州では投票所で爆発があり4人が負傷した。
主な候補者はアシュラフ・ガニ元財務相、アブドラ・アブドラ元外相、ザルマイ・ラスール前外相ら。民間調査会社の世論調査によると、ガニ氏とアブドラ氏が先行。決選投票までもつれる可能性が高いとみられる。