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G20 米露軸に緊張緩和模索 ウクライナ、経済再生へ道険し (1/3ページ)

2014.4.11 10:45

  • ウクライナ支援の枠組み=2014年4月10日現在

 日米欧にロシアなど新興国を加えた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで4月10日夕(日本時間11日朝)に開幕する。先進7カ国(G7)は、これに先立ち財務相会合を開いてウクライナ情勢や世界経済への影響を協議。米露を軸に経済外交を活発化させ、ウクライナをめぐる緊張状態の緩和を模索する。

 今回のG20は、ロシアがウクライナ南部のクリミア半島を編入後、日米欧露が一堂に会する初の国際会議となる。米国とロシアは会合前に財務相会談も行い、事態打開への道筋を直接話し合う見通しだ。

 G20では、ウクライナ情勢の悪化がロシア経済の減速やロシアと欧州間の貿易停滞を引き起こすリスクについて意見交換する。ウクライナへの財政支援も協議し、ロシアも含めた協調関係を構築して世界経済の安定につなげたい考えだ。会合は2日間で、11日に声明を採択する。

 財政状況が厳しいウクライナに対しては、国際通貨基金(IMF)を中心に支援枠組みの調整が進み、日米欧がそれぞれ資金拠出を表明している。ウクライナの現政権と対立するロシアや、中国、インドといった新興国が協力姿勢を示すかどうかが焦点となる。

IMFが各国と調整する金融支援2.7兆円

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