サイトマップ RSS

外相訪露でプーチン氏の本音探れ (2/3ページ)

2014.4.14 15:15

  • ウクライナ支援の枠組み=2014年4月10日現在
  • ウクライナ・スラビャンスク、ルガンスク州、クラマトルスク、ドネツク州。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。
  • 作家、元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)氏=2011年5月19日、東京都新宿区(大西史朗撮影)

 欧州のナショナリズム

 ナショナリズムが過去の現象ではなく、21世紀に息を吹き返しているという宮家氏の分析は鋭い。英国のスコットランドでは11月に独立の是非をめぐる住民投票が行われる。ベルギー北部のフラマン語(オランダ語)使用地域でも、分離独立派が無視できない影響力を持っている。

 ロシアのプーチン大統領は「元インテリジェンス・オフィサー(諜報機関員)という言葉は存在しない」とよく口にする。インテリジェンス機関に勤務した者は組織を離れても一生諜報業務を続け、国家に奉仕する義務があるという意味だ。プーチン大統領は諜報機関員の目で、ナショナリズムや民族自決権がヨーロッパで再び力を取り戻していることを確認した上で、「民族自決権」というカードを切れば、ヨーロッパはロシアによるクリミア併合を最終的に認めることになると判断した。米国にクリミアの現状を力によって覆す意思と能力がない状況で、プーチン大統領の思惑通りに事態は進捗(しんちょく)している。

 現在、ウクライナ東部の情勢が緊張している。そのため、今月(4月)末に予定されている岸田文雄外相の訪露が延期、もしくは中止されるのではないかという報道が一部でなされている。これに対して、複数の外務省幹部がオフレコ懇談で、「まだ何も決まっていない」と強調している。

落としどころは

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ