BCNの担当者は「現在主流のフルハイビジョン対応テレビにまで価格を近づけていかないと販売が伸びない」と理由を指摘する。
世界全体でも4Kの価格は下落傾向にある。調査会社NPDディスプレイサーチ(東京)によると65インチで、14年4~6月期は前年同期比約52%減となる見通し。中国で現地メーカーの安価な製品が販売されているためという。
こうした傾向に国内各社は警戒を強めている。各社とも採算を重視し「価格競争に陥ることはしたくない」(ソニーマーケティングの本多健二統括部長)との意向だが、値下げ競争が激化すれば、各社の業績にも影響しそうだ。(SANKEI EXPRESS)
■4Kテレビ 横4000×縦2000画素前後の高精細な映像を再現できる。「K」は1000を表す「キロ」のことで、4Kは現行のフルHD(1920×1080画素)の4倍の解像度となる。テレビで流れている映像は現在のテレビの性能に合わせたものだが、総務省は今年夏に4K放送を衛星放送のCSで開始予定。将来的にBS、地上波も対応していく方針だ。