工場に併設されたファクトリーショップに並んだタオルは、ふかふかの肌触り。「使えば使うほどよさが分かってもらえるはず」と経営企画統括部部長の益永歩さんは胸を張る。
宿泊先はお隣の西条市にある「休暇村瀬戸内東予」。瀬戸内海国立公園の中に立地し、全室からパノラマ写真のようなオーシャンビューを楽しめる。伊予の三湯の一つである本谷温泉から引湯したお風呂で疲れを癒やしたら、夕食は自慢のバイキング。メニューは日によって違うが、この日はタイやカンパチといった高級魚のお刺身など、瀬戸内の幸が勢ぞろいしていた。
名水が生むジェラート、和紙
泊まるだけではもったいない。西条市は名水の里として知られ、市内の各地で「うちぬき」と呼ばれる自噴井から地下水が湧き出ている。JR伊予西条駅前の「Vita」は、うちぬきの水と西条産の素材を使った自家製ジェラートがそろう人気店。「軟水なのですごく使いやすい」(店長の佐々木智之さん)という名水の恵みと、素材を生かした優しい味わいが体にすっとなじむ。