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ダイヤモンドとパールの可能性さぐり続ける TASAKI (1/5ページ)

2014.5.27 12:50

18万粒のパールが地表から浮かび上がるように孤を描いて連なり、半球をなす。60周年記念に制作された「ザ_パールズ_ドーム」という名のインスタレーション(提供写真)

18万粒のパールが地表から浮かび上がるように孤を描いて連なり、半球をなす。60周年記念に制作された「ザ_パールズ_ドーム」という名のインスタレーション(提供写真)【拡大】

  • 職人によるジュエリーの制作風景。TASAKIのジュエリーはすべて神戸の自社工房で作られている(提供写真)
  • 藤棚からツタや花が垂れるさまを、マベ真珠などで優美に表現した「ウィステリア」のネックレス(3600万円)
  • 「バランス_クラス」のリング(120万円)は、パールが放つ奥行きのある白とダイヤモンドのきらめきが見事に調和(提供写真)
  • 食虫植物に着想を得た「デインジャー」シリーズの「デインジャーシグネチャーガーネット」(32万円、提供写真)
  • 真珠をカットし、異なる種類とつなぐ。常識を打ち破る発想がかなえた美。「バランス_ユナイト」(120万円、提供写真)
  • プラチナ×パールの定番を打ち破る。ミャンマーの海で育まれた南洋真珠と金からなるリング「バランス_ノーブル」(74万円、提供写真)
  • パールとダイヤがダンスしているよう?_60周年にちなみ、60個のパール&ダイヤモンドを連ねた「リファインド_リベリオン_スプレンディッド」(3000万円、提供写真)
  • ダイヤとピンクダイヤのグラデーションで色づく桜を表現。花の中央にコンクパールを配した「プラナス」のネックレス(2600万円、提供写真)
  • 「デザインする際に意識するのは、インパクト」とクリエイションについて語るタクーン・パニクガルさん=2014年5月19日(津川綾子撮影)

 【Brand Story】

 ジュエリーブランド「TASAKI」が、今年で創業60周年を迎えた。真珠の養殖・加工・販売から出発した老舗だが、1994年にはダイヤモンドの世界最大手、デビアスグループから直接ダイヤモンド原石を取引できる資格を日本で初めて取得。長崎・九十九島とミャンマーの自社養殖場で育てた「真珠」と、自社でオリジナルカットを施した「ダイヤモンド」という、高品質の2つの素材で、モダンで新しいジュエリーをと、2009年、クリエーティブディレクターにニューヨーク在住のファッションデザイナー、タクーン・パニクガル氏(39)を起用。同時に、ブランド名を田崎真珠からTASAKIに変えた。それから5年。これらの革新は60年の伝統とどのように融合し、新たに何を生みだしたのか。来日したタクーン氏に聞いた。

 「パールは母や祖母が特別な時に身につけるもの。そんなイメージを変えたいと思いました。若い人も毎日身につけ、週末にはジーンズやTシャツと合わせるような流行を生み出せないか」

 イメージが定着した伝統的なものでも、そこに「ひとひねり」を加え、誰も見たことのない新しいものを生む。こうしたチャレンジ精神は、タクーン氏のクリエーションの核といえるだろう。

きっかけは一枚の付箋から

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