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水郷めぐり、近江牛、フナ 魅力いっぱい 滋賀県・近江八幡市、安土町 (3/5ページ)

2014.6.19 12:50

情緒豊かな八幡堀。着物姿の女性が似合う=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)

情緒豊かな八幡堀。着物姿の女性が似合う=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)【拡大】

  • 手こぎ船の水郷めぐり=2014年6月2日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 味、ボリュームともに文句なしの「近江牛会席」=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • ニゴロブナのフナズシ(上)とビワマス(アメノウオ)の寿司(下)=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • ブラックバスを使ったよそもんコロッケ。意外にあっさりした味=2014年6月2日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 本場の近江牛を使った「三階亭」のメンチカツ=2014年6月2日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 織田信長が建てた安土城の城跡=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 休暇村大木八幡からの琵琶湖眺望=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • ふるさと創生事業で復元された大水車(直径13メートル)=2014年6月1日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 沖島資料館と資料館管理人の小川正芳さん=2014年6月2日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 休暇村近江八幡=2014年6月2日、滋賀県近江八幡市(原圭介撮影)
  • 滋賀県近江八幡市

 消えた「信長の眺望」

 安土町でまっさきに訪れたのは安土城跡。高さ199メートルの安土山に7階建て、日本で初めての天守閣をいただく城が築かれたが、いまは累々と続く石垣と石段がその名残。天守閣跡まで登ると、膝が震える。

 かつては、天守閣跡から琵琶湖の内湖「大中の湖」が眺望できたが、1945年から、食糧難対策の国営干拓事業で埋め立てられた。湖の眺望を愛し、たびたび訪れていた司馬遼太郎は「街道をゆく」にこう記した。

 「のぼりつめて天守台趾に立つと、見わたすかぎり赤っぽい陸地になっていて、湖などどこにもなかった。やられた、とおもった」

 甘く、脂はさらっと

 安土城跡から約3キロの東近江市内。琵琶湖に注ぎ込む大同川に直径13メートルの大水車があった。88年からのふるさと創生事業でつくられ、水車資料館やカヌー発着場も整備された。7世紀前半、朝鮮半島から訪れた僧・曇微(どんちょう)が、この地に水車の原形を伝えたといわれている。

よそものコロッケ

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