サイトマップ RSS

【世界自転車レース紀行】(16)日本 ヤマは中盤の山岳ステージ (1/3ページ)

2014.6.22 15:30

雨の中開催された南信州ステージ。選手たちはJR飯田駅前をスタートし、山間部の周回コースへと向かった=2014年5月21日、長野県飯田市(田中苑子さん撮影)

雨の中開催された南信州ステージ。選手たちはJR飯田駅前をスタートし、山間部の周回コースへと向かった=2014年5月21日、長野県飯田市(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • 日本サイクルスポーツセンターで行われた伊豆ステージ。併設されている日本競輪学校のトレーニングバンク横を選手たちは駆け抜けた=2014年5月24日、静岡県伊豆の国市(田中苑子さん撮影)
  • 旅館で浴衣を着て夕食をとる外国人選手たち。彼らは大会を通じて、日本の文化にも親しんだ=2014年5月22日、静岡県駿東郡小山町(田中苑子さん撮影)
  • 家の前に椅子を持ち出してレース観戦する地元の人たち。一般道を使って開催されるロードレースでは誰もが無料で観戦できるよさがある=2014年5月20日、岐阜県美濃市(田中苑子さん撮影)
  • 美濃ステージでは、「うだつの上がる町並み」からレースがスタート。伝統的な日本家屋が建ち並ぶ通りで、外国人選手が嬉しそうに微笑む=2014年5月20日、岐阜県美濃市(田中苑子さん撮影)
  • 東京での最終ステージ。日比谷公園前をスタート、大井埠頭の周回コースが最終決戦の舞台となる=2014年5月25日、東京都千代田区の日比谷シティ前(田中苑子さん撮影)
  • 東京都、静岡県伊豆市、長野県飯田市、岐阜県美濃市、大阪府堺市
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 5月18日から25日まで、堺(大阪)から美濃、南信州、富士山、伊豆、そして東京と本州を横断するようにして全6ステージを駆け抜ける国内最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン2014」が開催された。各種公益法人などの関係団体で構成する「自転車月間推進協議会」が定める「自転車月間」の5月に毎年開催されている大会で、今年で第17回目を迎える。日本の新緑をイメージしたグリーンのリーダージャージーをめぐって、14カ国から集まった94人の選手たちが熱戦を繰り広げた。

 日本からは、国内外で活躍する9チームが参戦し、日本人選手の最高位は増田成幸(なりゆき、宇都宮ブリッツェン)の総合成績(各ステージの成績を合計したタイムで競われる成績)10位だった。2004年に福島晋一(当時ブリヂストンアンカー所属)が総合優勝を果たしてから、日本人選手の総合優勝はない。昨年(2013年)からレースカテゴリーが上がり、より強い海外チームの参戦が可能となったため、レースの難易度が上がっている背景もあるが、今年はいずれのステージでも日本人選手の勝利はなく、海外勢に押される結果となった。

イラン選手の強さ際立つ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ