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【世界自転車レース紀行】(15)中央ヨーロッパ 4カ国またぎ171人駆ける (1/3ページ)

2014.5.29 14:15

  • 中央ヨーロッパ4カ国(ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー)で結成する地域グループ「ビシェグラード4カ国(V4)」
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 4月29日から5月4日まで、中央ヨーロッパ4カ国(ハンガリー、スロバキア、チェコ、ポーランド)を巡る6日間の「カルパチアン・クーリエ・レース」が開催された。世界各国から集まった35チーム、171人の選手が出走した。

 かつてヨーロッパでは国境をまたぐレースがよく開催されていたと言うが、公道を使って開催される自転車ロードレースの場合、道路を封鎖して開催するので、警察や地元自治体の協力が不可欠となる。そのため、いくつもの国を通過することは、主催者たちにとって非常に手間がかかるものとなり、現在は数えるほどしかない。

 複数国で開催される理由は、スポンサー企業の意向や古くからの伝統などだ。または「ツール・ド・フランス」のような大きな大会になると、オリンピック並みの大きな経済効果が得られるため、国を越えて大都市が大会を誘致することも多い。ただ「カルパチアン・クーリエ・レース」の場合、アンダー23カテゴリー(23歳未満)の小さな大会であり、隣国とはいえ、4カ国にわたって開催されるというのは、世界で1つだけの非常に珍しいレースだった。

ビシェグラード4カ国(V4)

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