ここへ通う前、「仕事も忙しくて、鬱屈している部分があった」という岡崎さん。自宅の近くで市民農園を借りて畑を作ってみたが、「自分は有機無農薬をやりたかったけど、他の畑から農薬が流れてきてしまう」と断念。そんなとき、雑誌で有機無農薬を利用の条件とする「四賀クラインガルテン」の存在を知った。「もともと登山が好き。ここを拠点に山に登れるかな、と思って。価格設定も比較的安かったし」。数回の抽選落ちを経て96年にやっと契約。50代にして“農夫デビュー”を果たした。
育て方教わったり
利用にあたっては、有機無農薬に加え、ほかにも独自のルールがある。冬季を除いて1カ月に3泊ないし6日以上利用し、草取りなどの必要な手入れを行う(「しばらく来ないで庭が荒れていたら、すぐにクラインガルテンから電話がかかってくる。イエローカードがたまると、来年からは契約できないんです」)。不燃ゴミは自宅へと持ち帰る、必要な日用品・資材は地区内で調達する…などなど。