3000メートル級の山岳がたくさん盛り込まれた「ツアー・オブ・青海湖」。循化サラール族自治県からスタートした第8ステージ、最高地点海抜3594メートルの達里加山を登っていく=2014年・7月13日、中国・青海省(田中苑子さん撮影)【拡大】
厳しいレースとなり、182選手がスタートラインに立ったが、2週間のレースを終え、最終ゴールにたどり着いた選手は127人だった。総合優勝したのは、登坂でもスプリントでも抜きん出た強さを誇ったカザフスタン人のイリヤ・ダビデノック(アスタナコンチネンタル)。日本人選手は4人(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)参加し、第1ステージで宮澤崇史が5位、最終ステージで黒枝士揮が6位という好結果を残した。(写真・文:フリーランスカメラマン 田中苑子(そのこ)/SANKEI EXPRESS)
■たなか・そのこ 1981年、千葉生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年よりフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中。