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同い年の女友達って、すごく支えになる 「女の子は、明日も。」著者 飛鳥井千砂さん (2/3ページ)

2014.7.27 14:00

 本書は、それぞれの視点でつづられる4つの物語で構成される。仕事、夫との関係、そして、子宮筋腫や子宮内膜症といった女性特有の体の悩みを率直に描く。「20代後半ぐらいから、私も体験したし、周囲の友人からも体の悩みを聞くようになった。逃れられることなく向かい合わなければならない問題ですよね。晩婚化など女性を取り巻く社会状況は変わっているけれど、体の仕組みだけは変わらない。立ち向かわざるを得ないのだけれど、あまり周囲には相談しにくい問題でもある」

 もう一つ特徴的なのは、4人がみな既婚者であるということ。「普通、こういったテーマを扱う場合、未婚者を交ぜたりとか、それぞれが違う立場になるようにしますよね。でも、今回はあえてみんな結婚しているという状況にしました。未婚、結婚というだけで線を引かれて、みんなひとくくりにされてしまいがち。でも、一口に既婚者といっても、中をのぞいてみればそれぞれに違う悩みを抱えている。年の差婚、収入格差、友達夫婦…。今回登場する4組の夫婦にも、そういったバリエーションをつけました」

 過剰に意識せざるを得ない

 傷つき、苦しみながら、夫婦それぞれの形も変わっていく。「結婚はしなければならないものじゃない。結婚という形にはめていくのではなく、自分たちの結婚を作っていけばいいと思う」

よい意味でも悪い意味でも『女の子』を過剰に意識

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