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同い年の女友達って、すごく支えになる 「女の子は、明日も。」著者 飛鳥井千砂さん (3/3ページ)

2014.7.27 14:00

 タイトルにも登場する“女の子”という言葉。その定義はなんだろう。「私なりに思うのは、『女の子』という言葉には、ジェンダー的な意味が含まれているのではということ。『女の子』扱いされるのがいやだったり、その逆にそれをうまく利用したり。よい意味でも悪い意味でも『女の子』を過剰に意識せざるを得ない。でも『女性』になると、それは性別を表すだけの言葉で、ありのままの自分を受け入れられるようになるんじゃないかな」。着こんでいた鎧(よろい)を外して…。4人それぞれの飛翔の瞬間に立ち会うとき、読み手の心も解き放たれる。(塩塚夢、写真も/SANKEI EXPRESS

 ■あすかい・ちさ 1979年愛知県生まれ。愛知淑徳大学卒。2005年『はるがいったら』で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。12年、東京郊外の大型ショッピングセンターを舞台に8人の男女の人間模様を描いた『タイニー・タイニー・ハッピー』を刊行、25万部超のベストセラーとなる。その他の著書に『鏡よ、鏡』など。

「女の子は、明日も。」(飛鳥井千砂著/幻冬舎、1500円+税)

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