早く生活の道筋が見えるようにしなければ、避難している人たちの「諦め」と不安はどんどん大きくなっていく。そう強く感じた。(今週のリポーター:横浜国立大学 学生記者 細川高頌、写真も/SANKEI EXPRESS)
【編集後記】
■風化を防ぎたい
原発事故は3年前の出来事ではなく、今も事故は続いている。現地に行って、そのことを実感した。
現地ではたくさんの人が話を聞かせてくれた。「あそこのおじいちゃんは頑固だから話なんかしてくれないよ。今までの取材は全部断っている」と言われていたのに、「若い人が来るのはいいことだ」と話をしてくれたこともあった。
避難住民の状況は、時間の経過とともに複雑化しているように感じた。取材では「風化させないでほしい」という声を何度ももらった。今回のルポルタージュで、その期待に少しでも応えることができればと思っている。(横浜国立大学 学生記者 細川高頌)